今年4月初めに安倍首相が新型コロナウィルス感染症の拡大を抑えるために、緊急事態宣言を発出しました。それを受けて、人の移動を最小限に抑制する、人と人の接触を減らす、外出を避ける、リモートワークをするなどの要請を各都道府県知事がだしました。外出自粛の要請を受けた皆様はそれぞれに生活の工夫をされたことと思います。家の中でできる仕事、遊びをなさったことでしょう。私も普段あまりしない家事をいろいろ行いました。庭の枝木を切る、部屋の片づけをする、部屋の掃除をする、その他です。休みの日には時間が余ります。自宅での時間が増え、子どもの頃より映画ファンである私は見たくとも見られなかった映画を観ることにしました。DVDに録画していた映画を片っ端から見始めました。更にTsutayaでDVDを借りてきたり、Amazon Primeからダウンロードしたりして最近の映画も見ました。邦画、洋画取り交ぜてこの3か月で20本以上見ました。いろいろなジャンルの映画を見たのですが、今回の新型コロナ感染症のようなパンデミックを扱った映画を意識していくつか観ました。「アンドロメダ…(1971米)」「復活の日(1980東宝)」「感染列島(2008東宝)」「コンティジョン(2011米)」です。いずれも未知の病原体が人類全体を襲い、パンデミックを起こし、多くの死者が出るという設定の物語です。多くの場合、臨床医師や基礎医学者が感染症の終息に先頭に立って戦っていました。一方、人々が科学(医学ほか)を大事にしないと、人類は感染症に敗れ、絶滅の危機に瀕すると訴えるものもありました。これらはSF映画でありますが、現実の世界で起こりうるものとして、私達に大切なものは何か、私達は何を実行するべきかを考えさせてくれるものだと思いました。時間を作って皆さんも観てくださると嬉しいです。